作品のまわりに集合し、受賞を祝う同校生徒ら
大鋸の湘南みどり学園・日本ガーデンデザイン専門学校の生徒が製作した「Ｄｒｅａｍ ｔｉｍｅ〜私でいられる場所〜」が、先月27日まで開催された第17回日比谷公園ガーデニングショーでライフスタイルガーデン部門の優秀賞（デザイン賞）を受賞した。
ガーデニング技術の発展を目的に約２００点の作品が集う業界きってのイベント。同校も毎年出展している。
今年のデザインは学内コンペで選ばれた杉山スミレさんが担当。２年生の２コースが協力し、28人全員で製作にあたった。コンセプトは「自身と向き合い、自分らしさを取り戻す場所」。自然や大地の力に信仰を持つアボリジニの文化などに着想を得て、オーストラリア原産などの珍しい植物も植栽。学生らしい柔軟な発想が来場者から評判を得た。
海浜公園に移設
これまでイベント終了後は撤去していたが、今回、会場を訪れていた県立辻堂海浜公園からの提案で、初めて同園への移設が決まった。場所は北口エントランスで、アレンジを加え、年度内の完成を目指している。鴨下文秀校長は「素晴らしい機会をいただいた。地域の方の憩いの場の一助となれば」と話した。
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