関東学院大学の牧瀬稔教授のゼミナール生が12日、藤沢市議会に対し議会報告会を元にした初の政策提言を実施した。
藤沢市議会では牧瀬ゼミと提携し、「カフェトーク」と題し、議員と市民の対話に重きを置いた独自の報告会を行っている。今年度のカフェトークは昨年11月に実施。参加者からは「渋滞が多い」「カラスがゴミを荒らす」など交通や景観・ゴミ問題のほか、子どもの遊び場など生活環境や教育への提言など、多岐にわたる意見が寄せられていた。
学生は、意見を集約し、「ゴミネットの強化」「出張寺子屋の開設」「街灯の増設」など各分野へ政策を提案。参加学生は「今回の提案が少しでも今後のマニフェストへ活用され、市民の暮らしに繋がれば」と期待を寄せた。
また、総括として提言した「藤沢市における学生のまちの推進に関する条例」案は市議会から「検討に値する」と講評を得た。牧瀬教授は「全国初の議会報告会の取り組みとして『藤沢式』が広がれば」と話した。
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