新成人を乗せ、海を練り歩くみこし（＝19日、片瀬海岸東浜）
新成人を祝うとともに一年間の安全と無病息災を祈願する恒例の寒中みこしが19日、片瀬海岸東浜で行われた。みこし４基が威勢の良い掛け声とともに海上渡御。大勢の見物客が見守る中、門出を祝った。
藤沢鎌倉神輿連合会（小室正昭会長）の主催。今年は新成人17人が参加した。
この日は雲一つない晴天に恵まれ、神職による神事が執り行われた後、渡御を開始。「祝成人」と書かれたたすきをかけた新成人らがみこしに乗ると、担ぎ手らが海の中を練り歩いた。
渡御を終えて新成人の山口皇祭（みさ）さんは「幼い頃から慣れ親しんだみこしで、成人のお祝いができて良かった。素敵な女性になりたい」、鈴木蓮太朗さんは「藤沢は粋な街だと実感した。今日お世話になった分、今度は後輩たちを盛り立てたい」と振り返った。
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