藤沢商工会議所(増田隆之会頭)は先月18日、青森県の八戸商工会議所(河村忠夫会頭)、福島県のいわき商工会議所(小野栄重会頭)、群馬県の高山村商工会(平形富二夫会長)との包括的連携協力協定を結んだ。
協定の内容は大規模地震など有事の相互支援と、平時の産業、観光、文化等の発展と地域経済活性化の推進。
具体的には、災害など有事の相互支援では▽復興に向けた経営相談の職員派遣▽事務補助職員の派遣▽義援金や物資の提供▽被災者受け入れ(住居・就労)など。平時では、年1回の交流、情報交換を軸に、有事の時の対応策の具体的な検討のほか、産業、観光、文化・芸術をテーマに話し合いを進め、発展の道を探るという。
増田会頭は協定締結に対して「各地域の皆さんと以前から交流があり素晴らしい人ばかりで、信頼を深めてきた。これからは目に見える形で良いところを持ちより、相乗効果につなげていきたい」と話した。
この協定のきっかけは藤沢商工会館内に被災地支援アンテナショップを設置したこと。2011年夏の開設以来、行政含め八戸やいわきとの交流を深めている。高山村は同村出身の医師が藤沢市に建物を寄贈したことが縁で交流が続き、協定の趣旨に賛同し参加した。
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