武田薬品工業が管理する「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)=村岡東=で、新型コロナウイルスの中等症患者を受け入れる全国初の仮設医療施設の建設が進められている。県は大型連休中の6日にも稼働を始めたい考え。
先月24日、県が建設現場=写真=を報道陣に公開した。整備は22日に着手。湘南アイパーク内のグラウンド内の約1万2千平方メートルに整備費約12億円を投じ、平屋建てのプレハブ5棟に計180床を整備する。
各病棟は段階的に整備する方針で、6日には1期(39床・1200平方メートル)分が完成する見通し。完成後は湘南鎌倉総合病院の医療法人沖縄徳洲会が運営にあたる。
この日、建設現場では資材搬入や測量などの基礎工事を実施。県担当者は「スピード感を持って取り組んできた。医療体制を下支えするためにも一刻も早い稼働を目指したい」、同法人関係者は「現場で医師が不足しないよう、グループを挙げて対応したい」と話した。
同施設整備は県が医療崩壊の防止策として構築を進める緊急医療体制「神奈川モデル」の一環。
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