コーヒーを通して、地元の海へ感謝の気持ちを届けたい――。
市内5店舗のコーヒー店が協力し、7月23日から限定4日間、オリジナルブレンド豆を販売する。売上の半分は、海岸清掃などを行う団体「NPO法人海さくら」に寄付する。
湘南の出張コーヒー店「SAZANAMICOFFEE」を営む沢田真洋さん(29)=鵠沼在住=が海の日に合わせて企画。協力を呼び掛けたところ、南藤沢の「Soundwave Coffee Roasters」をはじめ、片瀬や鵠沼海岸、辻堂のコーヒー店が賛同した。
ブレンドは、東京五輪で藤沢市がホストタウンになるエルサルバドルの豆を50%使用。さらに、コスタリカとブラジルの豆を用いて、飲みやすく仕上げた。また、パッケージも地元にこだわり、藤沢にゆかりのあるイラストレーターの龍山千里さんがデザインを手がけた。
「環境に目を向けて」
これまでコーヒー店では、環境に考慮し、マイボトルやマグカップでの提供が広まっていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で状況は一転。感染症拡大防止のため、使い捨てのカップを使用せざるを得なくなり、ごみの量は増加していったという。その中で、沢田さんは「今こそ環境問題に配慮し、幼い頃から身近にあった海に感謝を届けよう」と今回の企画を発案。協力を募ったところ賛同の輪が広がっていった。沢田さんは「これを機に、多くの人に環境に目を向けてほしい。大好きな藤沢の海のため、少しでも貢献できたら」と話した。
数量限定で、税込1600円(1袋200g)。協同する各店舗やオンラインショップ【URL】https://sazanamicoffee.stores.jp(23日〜公開)で購入できる。問合わせは沢田さん【メール】sazanamicoffee@gmail.comへ。
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