藤沢市はこのほど、新型コロナウイルスに関する市内の感染状況をまとめた。8月24日までに感染が判明した210人のデータをもとに、感染数の推移や年代別の感染状況、推定される感染経路などをグラフで表示。今後の感染防止対策などに役立てる。
市保健所によると、初めて市内で感染が確認されたのが3月11日。緊急事態宣言期間中(4月7日〜5月25日)の新規感染者は計46人で、その後1カ月ゼロが続いたが、7月17日に発動された「神奈川警戒アラート」を境に再び急増。8月には累計感染者数が200人を突破した。新規感染者数については「県全体と同様の傾向が見られる」(阿南弥生子保健所長)という。
人口10万人あたりの週平均感染者数は8月11と12の両日が最多で7・4人。8月以降増加傾向にあり、新規感染者数と同様、神奈川警戒アラートの時期と重なった。
年代別では、20代が全体の27%で最多。次いで40代が17%と続いた。
6〜8月のデータを基にした推定される感染経路は「不明」が56%、「友人・知人」が19%、「家族」が17%、「職場」が8%だった。
陽性率は5%前後
検査数については、5月以降、医師会と連携したPCR検査センター開設など検査体制が拡充したことなどを背景に増加。1日あたり最も検査件数が多かったのが8月17日の168件だった。また陽性率は神奈川警戒アラート以降、5%前後で推移している。
9月2日現在の累計感染者数は225人。
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