関東三大イルミネーションの一つにも選ばれる冬の風物詩「湘南の宝石」が21日から始まった。今年はコロナ禍に伴う3密を防ぐため、開催期間やライトアップ会場を拡大。観光客側もマスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つなど、新しい生活様式下で鑑賞を楽しむ姿が見られた。
「わぁ、きれい」。メイン会場の江の島サムエル・コッキング苑を訪れたカップルが声を弾ませた。3連休最終日となった23日、会場内では観光客がスマートフォンを向けたり、記念写真を撮ったり。
市などによると、3連休の人出は例年並み。それでも最終日は目立った混雑はなく、来場者らは会場を回遊しながら光の祭典を楽しんでいた。茅ヶ崎市から訪れた30代女性は開催期間や会場拡大について「人が集中しない分、ゆっくり見れて良いと思う。コロナ後も続けてほしい」と話した。
来年3月7日まで。年内点灯は午後5時から8時(土日祝日と12月23〜30日は9時まで)。
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