次世代の観光スタイル、藤沢から発信――。
次世代モビリティー(乗り物)として世界で普及が進む電動キックボードに関する実証調査が5日、片瀬・江の島地区で行われた。新たな観光コンテンツとして活用が可能か、利用者の行動範囲や消費行動を検証した。
神奈川県スマートモビリティ推進協議会が企画。電動キックボードのシェアリングサービスを展開する、(株)サンオータス=横浜市港北区=が協力した。
この日の調査には、大正大学の林恒宏准教授とゼミ生4人が参加。一定の所持金を渡したゼミ生を自由に行動させ、▽消費行動▽立ち寄ったスポット▽携帯電話で写真撮影したスポット▽行動エリアの違い―の4項目を検証した。
参加した学生の一人は「徒歩と比べ疲れず、車より寄り道しやすいと感じた。楽しかった」と振り返った。
同社は19日から島内で電動キックボードのシェアリングサービスを開始している。今回の検証結果は今後のサービスに生かしていくという。同社は「電動キックボードの観光活用が藤沢から全国へ広がっていけば」と期待を寄せた。
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