藤沢市は8日、2020年の年間観光客数が約1155万人で過去最高だった19年と比べて4割(約744万人)減ったと発表した。江の島サムエル・コッキング苑や新江ノ島水族館の再整備が完了した04年以降では過去最低だった。
市観光課によると、コロナ禍によるイベント中止や外出自粛などが影響した。四半期別に見ると、前年比最も減少(約80%減)したのは4〜6月。緊急事態宣言の発令に伴い、外出自粛の影響を大きく受けた。また海水浴場の設置が見送られた7〜9月は約50%減。10〜12月は政府のGOTOキャンペーンや湘南の宝石などのイベントで一定数持ち直したが、約20%減少と伸び悩んだ。
同課の木村嘉文課長は「2000万人を目指していた藤沢として急ブレーキになってしまったが40%減で踏みとどまれたという印象」と説明。今後は密回避を図りつつポストコロナに向けた観光施策を推進していくとしている。
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