掲げるテーマは「笑顔とまごころで奉仕」。コロナ禍で世間の心も疲弊している。だから少しでも笑顔で、心を込めて。そんな率直な思いを込めた。
自らの役割を「つなぎ役」と心得る。今年45周年を迎えた同クラブには、10年単位で続く事業も多い。日大藤沢キャンパスでの献血活動や老人福祉施設「やすらぎ荘」への慰問、明治小児童を対象にした「水辺に親しむ会」。いずれも定番の活動だが、コロナ禍で休止や代替を余儀なくされている。平時に戻ったときに事業を再開できるよう、関係各所と密に連絡を取ることを心掛ける。
やすらぎ荘に勤めていた現役時代、毎年芋煮を振る舞うメンバーの姿を見ていた。だから退職後に高校時代の同級生から入会の誘いがあったとき、自然と心が動いた。「やってきて良かった。仲間の意見を尊重しながら1年間全うしたい」。感謝を込めて、朗らかに微笑んだ。
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