記念式典で祝賀演奏を披露する同校祝祭管弦楽団・合唱団（＝２日、県民ホール）
今年創立１００周年を迎えた県立湘南高校＝鵠沼神明＝が２日、横浜市中区の神奈川県民ホールで記念式典を開催した。在校生や教員、卒業生ら約１２００人が出席。建学以来、同校に息づく精神を共有しながら、節目を祝った。
式辞では、池辺直孝校長が初代・赤木愛太郎校長の掲げた理念を紹介。「『最も困難な道に挑戦せよ』というスクールモットーを実践する湘南生が世界で貢献することを確信している」と話した。生徒代表であいさつに立った湯本莉衣（りい）さん（２年）は「湘南高校は自分の好きなことや、やりたいことに全力を尽くせる学校。私たちの愛する湘南高校をずっと先の世代まで繋いでいきたい」と力強く語った。
この日は、海外研修や留学を希望する生徒を支援する「（公財）湘友会奨学財団」を設立した同窓会「湘友会」の上野孝会長に感謝状が贈られたほか、同校在校生や卒業生からなる祝祭管弦楽団・合唱団と神奈川フィルハーモニー管弦楽団の合同演奏も行われた。
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