御所見出身で、東京五輪女子ソフトボール日本代表主将の山田恵里選手による技術講習が8日、湘洋中学校で開かれた。市内8校のソフトボール部に所属する90人が参加。金メダリスト直々の指導とあり、参加した生徒らは目を輝かせながら一流の技術を学んだ。
山田選手は御所見中学校出身。昨年9月には母校で市から市民栄誉賞特別賞が贈られた。
この日、生徒らはチームごとに分かれ、山田選手がキャッチボールや打撃練習などを個別に指導。「捕球のときは膝を曲げて」「バットは内側から外に出すように」など具体的にアドバイスしたほか実技も披露し、打撃で快音を響かせると生徒から歓声があがった。
指導を受けた湘洋中1年の宮家悠さん(13)は「画面越しに応援していた五輪選手に指導してもらいうれしかった。今日学んだことを今後に生かしたい」と話した。
山田選手は「自分も五輪選手になりたいと思うきっかけになれば。子どもたちには夢や目標を持つことを大切に日々を過ごしてほしい」とエールを送った。
藤沢愛にじませ
御所見小、中時代は男子に混ざって野球に励んだ山田選手。指導後、報道陣の取材に応じると地元愛をにじませる場面も。「藤沢は都会の部分と豊かな自然、学ぶのに必要なものがそばにある。ここで育たなければ野球もソフトボールもしていなかったと思う。いずれまた帰ってきたい」とはにかんだ。
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