開幕戦のマウンドに立った日高拓海投手（＝９日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか）
プロ野球独立リーグ・ルートインＢＣリーグが、９日に開幕した。藤沢市などを本拠地とする「神奈川フューチャードリームス」（神奈川ＦＤ）も、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで埼玉武蔵ヒートベアーズと対戦。２季ぶりの優勝を目指すシーズンが幕を開けた。
元横浜ＤｅＮＡベイスターズ投手コーチの川村丈夫氏を新監督に迎えた今シーズン。初戦は「神奈川開幕戦」と銘打ち、さまざまなイベントが用意された。
会場にはタレントの長州小力さんやアイドルグループ「虹のコンキスタドール」のメンバー・蛭田愛梨さんが来場。パフォーマンスや始球式に参加し、盛り上げた。鈴木恒夫市長もあいさつで「子どもたちの夢となってほしい」とエールを送った。
開幕戦の先発マウンドに立ったのは日高拓海投手。１回表、２つの四球と適時打で先制を許すと、味方の失策や盗塁も重なり、４点を失う立ち上がり。その裏、神奈川ＦＤも反撃に転じ、２死２・３塁からカレオン選手が２塁打を放ち，２点を返した。その後、１点差まで詰め寄るも投手陣が踏ん張り切れず、後半に失点を重ねた結果９-14で初戦を落とした。
翌10日には同スタジアムで茨城アストロプラネッツと対戦。失策などもあり失点を重ねると、打線も４安打と沈黙。０-８で敗れ、連敗スタートとなった。
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