大相撲藤沢場所実行委員会(勧進元・最上重夫(株)湘南営繕協会社長)の献血キャンペーンが9日、秋葉台文化体育館で行われた。当日は天候にも恵まれおよそ500人の市民が協力した。県赤十字血液センターによると「1団体によるキャンペーンとしては県内最大規模」と話した。
献血キャンペーンは、藤沢場所に合わせて実施。一昨年からのコロナ禍で、巡業は連続で中止となったが、献血者が減少している状況を知り、継続している。
当日は県赤十字血液センターの協力で、消毒の徹底や密を避けるための予約制導入など感染拡大防止を施しながら行われた。予約者数が多く、県赤十字血液センターが所有する献血バス10台の内、出動最大数となる8台が集結。事前に予約を入れていた事業者や、キャンペーンを聞きつけた市民らが数多く協力し、受付開始の午前9時から長蛇の列ができた。
また日本赤十字社を支援する組織、日赤紺綬有功会藤沢支部会長の葉山太一さんを通して藤沢市管工事業協同組合も協力した。
同センターの大久保理恵所長は「4月は特に献血が減る時期。このようなサポートキャンペーンは大変ありがたい」と話した。主催者で県日赤紺綬有功会の会長も務める最上さんは「人の命を救うのは人の思いの中、多くの人が集まり大変感謝」と述べるとともに「災害への備えのように、献血が社会の習慣となるようアピールも続けていきたい」と話した。
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