藤沢から世界を見据える高校生テニスプレーヤーがいる。添田栞菜(かんな)さん(15・高1)=大庭在住。ロンドン五輪に出場した添田豪さんを叔父に持ち、その背中を見て幼少期にテニスを始めた。「夢は海外で活躍すること」と意気込んでいる。
先月14と15日、荏原湘南スポーツセンター=稲荷=で女子ジュニアアスリート7人がプレーした。その中には市内から唯一参加した添田さんの姿も。ヨネックスと伊達公子選手の育成プロジェクトの一環で、22年全豪、全仏オープンジュニアで本選出場した木下晴結選手も輩出している。
汗を流した添田さんは「ついていくのが大変だが、高いレベルの選手と切磋琢磨し合えるのは貴重」と話し、「スタミナは誰よりも自信がある」と、シャトルランでは選手内最高成績を残したと笑顔を見せた。
始めたのは3歳。叔父が五輪や国別対抗戦で活躍する姿をテレビ越しに見て胸を熱くさせた。小糸小、大庭中時代から現在も荏原SSCをホームコート・所属でトレーニング。中1で全日本選手権にダブルス出場を果たすなど頭角を現し、昨年はITF(国際テニス連盟)の国内大会に出場。勝利しポイントも獲得した(ランキング2730位・4月時点)。
海外活動も見据え、通信制の鹿島学園に進学。「今夏もITFの試合に出場し、ランキングを220位前後まで上げたい」。その先に見据えるのは「24年全豪ジュニア出場」と前を向いた。
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