県予選決勝戦ではライバル校の日大藤沢を2-1で下し、12年ぶり10度目の優勝を果たした。けがが相次ぎ、思うような試合運びができない場面も少なくなかった。それでも頂点をつかんだのは選手らの勝利への貪欲さが実を結んだ結果だ。
「ベンチに戻ってきた選手の表情が勝利を諦めていなかった」。前半1-3で折り返した準決勝の東海大相模戦を室井雅志監督が振り返る。
流れは相手にあった。だが機動力を生かしながら持前のアグレッシブなプレーを武器に後半になって2点を追い上げると、PK戦を6-5で接戦をものにした。
昨夏の高校総体(インターハイ)で全国8強を経験した現役メンバーは少ないが、遺伝子は着実に受け継がれている。「目の前の試合に集中して勝ちを重ねたい。夏に先輩たちを超せるように」。主将の小林智輝選手が決意を口にした。
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