働くことの意義や仕事に就く厳しさを知ってもらおうと、藤沢市立大清水中学校(吉田正彦校長)は今年も職場体験学習を行った。
9日、10日の2日間、藤沢市内の事業所を中心に2年生を派遣し、実際に仕事を体験、タウンニュース藤沢支社には加藤めいさんと榊あかねさん、2人の生徒が訪れた。
10日には、藤沢市役所を訪れ、海老根靖典市長に2人が考えた10の質問をぶつけた。
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「偉い人になりたいと思っていた」
1【榊】どうして市長になったのか
海老根―小さいとき、とにかく偉い人になりたいと思ってました。世の人のために、総理大臣になる夢を持ってました。「市長は面白いし、やりがいもある」と、先輩に言われたことが大きいですね。
2【榊】市長になってどのくらいで仕事に慣れたのか
海老根―初めは戸惑う部分もありましたが、前より慣れたと思います。ただ、市議時代に市長を見ていて、(仕事を)わかったつもりでしたが、実際になってみたら全然違っていた。休みもなく忙しいですね。
3【加藤】市長になって一番大変だったことは何か
海老根―大変だとは思わないです。楽しくやっていますが、家族と過ごす時間が少なくなったことが残念かな。
4【榊】市長になって良かったこと、悪かったことは
海老根―仕事が楽しい、これが良かったこと。悪かったことはないです。
5【加藤】藤沢市で自慢できるものは何か
海老根―いっぱいあります。中でも一つあげれば、「市民力」が優れていることです。ごみのことでも環境のことでも、自分たちでなんとかしよう、という意識がとても強い。
6【榊】大清水中学には、暖房があるのになぜ、クーラが無いのか
海老根―すみません。平成27年度までに全校、取り付ける予定です。
7【加藤】市で一番お金をかけていることは何か
海老根―福祉です。民生費というところなんですが、子どもの待機児童のことや高齢者の施設まで、お金をかけています。
「中学生に戻れたらもっと本を読みたい」
8【加藤】タイムマシンで中学生に戻れるとしたら何がしたいか
海老根―もっと本を読みたいです。歴史が好きなので、信長とか秀吉とか。
9【榊】これからの藤沢市をどうしていきたいか
海老根―日本で一番いいまちにしていきたいです。
10【加藤】夢は何か
海老根―9の答えと重なりますが、藤沢には3400人の能力ある職員がいます。力をあわせて、市民の目線、市民の経営をしていきたいです。
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