コミュニティFM83・1MHz「レディオ湘南(藤沢市藤沢・山田秀幸代表取締役社長)」が、4月で開局15周年を迎える。
同局は、阪神淡路大震災が起きた際、現地の情報収集にコミュニティFMが活躍したことを受け、1996年に開局した。以来、TUBEやサザンなどの選曲で湘南ブランドを前面に出し、「地域に密着した、災害時に役立つ情報を」と放送を続けている。現在は、災害時に正確な情報を市民に伝えるため、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町と防災協定を結び、「防災インフォメーション」、月に1度実施される「緊急割り込み訓練放送」なども発信している。
今回の東日本大震災では、行政や全国のコミュニティFMとの連携や、衛星放送の音声を録音して流すなど迅速な情報発信を行った。リスナーからは「停電中に好きな曲が聴けて良かった」などのコメントが寄せられた。また、計画停電中も自家発電で途切れることなく放送し続け、「役割を全うできている」と山田社長はいう。
昨年は、インターネットでラジオが聴ける「サイマルラジオ」を開始。ロサンゼルス在住の日本人からメールが届いたことも。今年4月からは、横浜ベイスターズの番組も放送するなど、次の20周年に向けて新たなスタートを切っている。山田社長は「2市1町で更に聴いてもらえるよう、番組編成やスポンサー獲得に一層力を入れたい」とした。
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