魚が泳ぐ力を利用
新江ノ島水族館（堀由紀子館長）で、中・高校生を対象に開催された「えのすい水槽コンテスト」の結果がこのほど発表され、最優秀作品賞に湘南白百合中学校の吉本愛梨さん（３年）の作品「ギョギョ魚力発電」が選ばれた。この作品は、16日から館内の環境水槽を使い再現され、一般公開されている。
同コンテストは、「ＥＣＯ」をテーマに初めて実施されたもので、応募総数は全国から75点。
吉本さんの作品は、マイワシ１０００匹が水槽を泳ぎ続けることで、円の中心にある大きなファンを回し魚の力で電気を起こすというもの。
受賞をうけ「節電をテーマに考えた。選ばれてびっくり」と吉本さん。審査にあたった堀館長は「魚たちの泳ぐ力を頂いて発電する発想は、環境に優しい未来の発電に成りうる素晴らしいアイデア」と賞賛した。
なお同作品は、８月31日（水）まで公開されている。
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