日本家屋を再利用したリハビリデイサービス施設「めじろの庵(社会福祉法人上村鵠生会・番場定孝理事長)」が1日、藤沢市片瀬に開設された。築40年以上の日本家屋をデイサービス施設として活用する取り組みは市内では珍しいという。
「昔の思い出を語り合えるように、利用者が生まれた時代の雰囲気に近づけたかった」と同施設。「めじろの庵」という名称は、開設の準備で1月に担当者が下見した際、庭先に野鳥のめじろがいたことから命名されたという。
室内には、畳敷きの居間や高天井の風呂など当時の趣を活かしつつ、トレーニング機材や交流スペースなどを設けた。玄関には以前から番場理事長と親交のあった、鵠沼松が岡在住の労働経済評論家、富安長輝氏が寄贈した直筆の詞が入った掛け軸が飾られている。
先月23日、24日に行われた施設内覧会には50人以上が訪れた。番場理事長は「季節のにおいを感じられる地域交流の場所として、利用してもらえたら」と語った。
「施設の利用については各地区の地域包括支援センターやケアマネジャーに相談を」と同施設。
施設に関する問合せはめじろの庵【電話】0466・90・5757まで。
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