「同世代の代表」としてステージに立った
東日本大震災の復興支援を目的に16年ぶりに再結成したプリンセスプリンセス。
演奏活動は２０１２年の１年間限定で、惜しまれながら「再解散」となった。「同世代の代表、主婦代表という気持ちでステージに上がっていた。昔と意識は違いましたね」と語る。ライブでは六会中、藤沢北高時代の友人たちの声援も大きな力になったという。
メンバー５人、各々の家庭や生活がある中で「再結成」を選んだ。もちろん「やらない」という選択肢もあったが、「日本が震災という大ピンチの中で自分たちにできることは何か、と。１年間走り続けた思い出は自分の今後の人生を支えてくれるはず」。自身にとって、かつてのプリプリは「青春」。今回の活動で「誇り」へと変わったという。
小５と小１の男の子を育てる母親の一面も。「お兄ちゃんが弟の面倒を見てくれるので、子育ては少し楽になったかな。２人ともゲームに夢中でドラムには興味ないみたいですけど」と話す。「湘南ビートランド」（レディオ湘南）のパーソナリティーは続けるも、年明けからは「基本的には主婦」という普段の生活に戻る。「学校の役員をやることになってて。一気に日常って感じですね」と笑った。
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