火災から文化財を守れ 天嶽院で消防訓練
炎上した建物を想定して一斉放水した
藤沢市消防本部は、文化財防火デーにあわせ１月25日、市内渡内の天嶽院で消防訓練を行った。
この日は、消防署員や寺院関係者ら約50人が参加した。訓練は、同院の法堂壁面から出火を想定。実際に１１９番通報し、その後、消防署員が寺院関係者、消防団員らと協力し消火活動を迅速に行った。また、重要物品の搬出や避難誘導の訓練なども行った。
「文化財防火デー」は、１９４９年１月26日に法隆寺金堂壁画が焼損し、その後、金閣寺が火災により焼失するなど文化財が相次いで火災による被害を受けたことから定められた日。この日を中心に、全国各地で文化財施設の消防訓練が行われている。
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