調剤や処方箋発行などの模擬体験を通して、薬剤師の仕事を学ぶ「こども調剤体験教室」が8月4日、藤沢薬剤師会薬局で行われた。同教室は、地域の子どもと保護者たちに、薬や薬剤師の仕事の内容を知ってもらおうと行われたもの。主催は藤沢市薬剤師会。
当日は小学校5・6年生の児童20人と保護者が参加。スタッフの指導を受けながら、実際の業務に使われる機材を使い、薬剤師の業務を体験した。
「分包」の体験では、ラムネなどを錠剤に見立てて、専用の機械で処方箋通りに薬を1回分ずつ小分けにした。また「軟膏」の作業では、チョコレートとミルクのクリームの分量を量り、ヘラで均一になるように混ぜ合わせた。子どもたちからは「薬剤師の仕事に興味がわいた」「薬剤師になりたいと思った」などの声が聞かれた。
同会は「一般の人が触れる機会の少ない、薬局が薬を出すまでの過程やチェック体制などを知ってもらえれば」と話した。
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