市民活動 助成対象が「事業」から「団体」へ より持続的に支援
藤沢市の2014年度公益的市民活動助成事業の募集が1月6日から始まった。
活動拠点となっている市民活動推進センターには、現在約450団体の登録があり、活動が盛んに行われている。
藤沢市は、市民活動の充実を図ろうと毎年、団体に対し助成事業を行っているが、今回から方針を変更、助成対象が「事業」から「団体」へ変わった。
これまでは事業を行うために直接必要とする人件費や消耗品、交通費などの経費が対象で、事業に関係のない経費は対象としていなかった。一方で、今回の助成は「団体が組織基盤を強化するための取り組み」に対する経費も対象とした。これにより、団体は、パソコンや会計ソフト、ホームページの開設などにも補助金を使うことができるようになる。
市市民自治推進課は「事業に対するものでは、助成金をもらっている間だけの活動で、その後はしりすぼみになることもある。団体を支援することでより持続的な活動をしてもらえれば」と話している。
助成金額も、設立3年未満で初めて助成を受けようとする団体には、団体予算の80%(40万円以内)を支援していく。同課は、「昨年12月に開いた説明会には、30団体以上が参加してくれた。申し込みや問い合わせも多い。みなさんが参加、活動しやすい事業にしていきたい」と話した。
参加受付は1月31日(金)まで、2月に予備審査、3月に本審査が行われ内定団体が決められる。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|