藤沢市内14地区の防災組織が一堂に集まり、災害への意識啓発を目的とした「藤沢市地域防災活動推進大会」が1月18日、湘南台市民シアターで開かれた。当日は各地区の防災協議会の代表者や市民など、およそ400人が参加した。
2009年の市防災組織連絡協議会(椎野幸一会長)発足を機に毎年開催されている同大会。第1部では地区防災協議会の2団体が、1年間の活動を報告、他地区との情報交換の場となった。今年は湘南大庭と明治地区が、名古屋大学の教授を招いた講演会や地区防災総合訓練の様子などを発表した。
第2部では、東日本大震災で被災した前女川町長の安住宣孝さんが、支援物資の分配や学校再開での苦労話などを講演。参加者からは「自力で避難が難しい要援護者をどうやって救助すればよいか」などの質問が上がった。
椎野会長は「災害時にはまず『生きる』、そして『助ける』ことを覚えていてほしい。今後もこうした活動を続け、市民の意識を高めていければ」と話した。
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