藤沢工科高校ボランティア部には現在、8人の部員が在籍。多くの部員は「誰かのために何かをしたい」という気持ちから入部し、人とのふれあいを大切にしながら活動している。
2013年度県教育委員会表彰では、清掃などの校内活動をはじめ、市内外の地域イベントや福祉施設の催しへの協力が評価された。
同部は毎年、湘南台イルミネーションで準備や設営を手伝っており、湘南国際マラソンでは、当日コースでランナーに給水のボランティアを行っている。
また社会福祉法人光友会主催の「ふくし村まつり」で射的の屋台を出店し、大和市民まつりではボランティアグループ「ホットハンド」と協力し、障害者とともに手話コーラスをステージで披露している。
幅広い活動の中で、部員たちは「人々の笑顔がやりがい」だと口々に語った。
自発的な活動ゆえの責任
活動では、普段接する機会の少ない障害者とふれあうことも多い。部員たちは試行錯誤しながら、コミュニケーションを図っている。
部長の札野守さん(2年)は、「活動を通じ、知的障害者は心が繊細で、接する場合は特に元気を見せないと良い関係は築けないと知った。自発的なボランティアだからこそしっかり学び、責任を持って活動しなければ」と話す。他人を手伝う活動が、彼ら自身の成長にも繋がっているようだ。
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