民間企業と行政機関、大学などが協力し合い、ICT(情報通信技術)の新たな活用や発展を目指す組織「新世代インテリジェントシティコンソーシアム」(NGICC)の発足式が2月4日、藤沢産業センターで行われた。
会場には、理事長の斎藤信男慶應義塾大学名誉教授をはじめ、市内外の行政担当者や大学職員、製造業や物流業、保険業といった民間企業の社員など、様々な分野から約70人が参加した。
斎藤教授は発足式で、NGICCの目的や活動概要を解説。「問題と目標の提示、解決策の適用」を担う行政機関、「解決策の模索と人材育成」の大学、「新たなビジネスの追求と経済活動の実践」を行う企業とそれぞれの役割を定め、三者の協力により幅広い分野で利益を上げていくことができると語った。
専門家が講演
後半では専門家による講演が行われた。斎藤教授はウェブの基本技術の標準化を進める国際組織「W3C」の活動を中心に、インターネットの歴史や現状について語った。
また同大学の萩野達也教授は近年話題のICT「データのオープン化」の活用法と将来的な可能性について、(株)NAVICOの鍵和田芳光社長がICTを使った地域活性化や福祉・防災への応用について実例を交えながら、それぞれ話した。集まった参加者らは、熱心に耳を傾けていた。
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