藤沢市 シティプロモ まち一体で 推進組織が発足
企業や市民団体、大学などが協働して藤沢市のシティプロモーションを考える「(仮称)ふじさわ盛り上げ隊」が4月17日、立ち上がった。シティプロモーションとは、都市の魅力やイメージを効果的かつ継続的にアピールすることで、ブランド価値を高め、都市を発展させていく取り組み。
市は、2013年4月にシティプロモーション担当を企画政策課内に設置し取り組みをスタート。「推進方針・方法」「コンセプト」などの素案の検討を行ってきた。
同隊は、藤沢商工会議所や藤沢市観光協会、藤沢青年会議所などの団体をはじめ、市内にキャンパスを置く慶應義塾大学、日本大学などの各大学、小田急電鉄(株)、江ノ島電鉄(株)などの交通機関各社で構成。代表は、田中正明商議所会頭が務める。今後定期的な会議を開き、より具体的な事業展開や効果的な情報発信の方法などを検討していくという。同担当は「商業や教育、まちづくりを担う方々に参加していただいた」と、各分野から様々な意見が出ることを期待している。
市民アンケート踏まえ
市民の意見を多く取り入れようと13年12月に市は、広報プロジェクトを実施した。「藤沢のことを一言で自慢するなら」という質問では「のんびり、穏やか、リラックス」「気候温暖」「海」「江の島」などの意見が寄せられた。
同担当は「多くの人が市の様々な魅力を実感している」とする一方で、アンケート結果を分析すると多種多様な魅力があり、逆に一つひとつの魅力やイメージが薄い。藤沢がどんな街なのか、明確かつ端的に捉えることが難しくなっているという。
同隊はその分析で得た課題を踏まえ具体的なプロモーションを行っていく。同担当は「これから協力しながら街全体が一体となって推進していきたい」と抱負を語った。
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郡の中心から商業の街へ「長後」5月3日 |
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