車内でも３人でアピール
藤沢警察署と鎌倉警察署、江ノ島電鉄（株）による振り込め詐欺防止合同キャンペーンが８月22日から始まり、同日には江ノ電藤沢駅で記念式典が行われた。
これは、和智勉藤沢警察署長と橋野二郎鎌倉警察署長が直筆で書いた文章を江ノ電の運行電車全ての車両に中吊り広告として掲示して、乗客に注意を呼びかけるもの。異なる市の警察署と民間の交通機関が連携して防犯啓発活動を行うのは、県内で初めての取り組み。掲示は９月30日まで行われる。式典当日は両署長と立川順一駅長のほか、両市の防犯協会会員らも参加し、式典後に声掛けやチラシ配布などを行った。
和智署長は「直筆メッセージは、藤沢署管内で被害抑止の実績がある。今回はより広い範囲への対策になれば」、橋野署長は「振り込め詐欺防止には、家族の絆が大切。両市と江ノ電の絆を示し、市民の心に訴えかけられれば」と語った。
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