1923年の関東大震災で損傷を受けて以来、応急処置を施したまま本堂に安置されていた、時宗総本山清浄光寺(遊行寺)の「日限(ひぎり)地蔵菩薩像」。このほど鎌倉の仏師の手による修復が完了し、新たに建立された地蔵堂で公開されている。
地蔵像は台座を含め、高さ約3m。解体修復の過程で、胎内からは制作時に刻まれた願い事と思われる「少病少悩」の文字や、「享保六年辛丑年四月廿四日」の日付も新たに発見され、これまで正確な記録の無かった像の制作年も1721年と判明した。
「日限地蔵」とは、一定の日数を限って毎日参拝し、願掛けをする地蔵菩薩。そのため、気軽に参拝できるように地蔵堂は本堂脇に建てられ、夜間用の照明設備も整えられている。
参拝に訪れた近隣住民の女性は「凄い迫力で、重厚さを感じるお地蔵様だと思う」と語った。
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