委員として以前に加わっていた藤沢地区地域経営会議(現・郷土づくり推進会議)からの推薦を受けた。「事前に何も知らされていなかったので正直驚いた。身に余る光栄で、とても嬉しい」。認定式を終え、改めて感慨深げに語る。
大鋸で工務店を営み、大工一筋58年。ノミやカンナなどの昔ながらの道具と技術にこだわる。設計担当の息子と共にこれまで、都内十条から鎌倉市腰越への古民家移築や秋田県湯沢市から鎌倉市手広に移した蔵のリフォームなどを手掛けてきた。「いい仕事かどうかは、道具の手入れや段取りで決まる。事前に必ず道具の手入れをし、寝る前には翌日の仕事の流れを考える」と一貫して仕事人だ。
今後はマイスターとして「地域に育てられた身として、地域への貢献活動に、今まで以上に携わっていきたい。技術を披露する機会があれば出向き、後継者育成にも力を注いでいきたい」と意気込んだ。
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