藤沢市管工事業協同組合と藤沢水道営業所は12月10日、水道管路の中で重要な役割を果たす主要送配水管の管路パトロールを合同で実施した。
この訓練は将来発生が予想される地震などの大規模災害に備えて、２００３年に藤沢水道営業所と組合とで締結された「災害時における応急給水及び応急復旧工事等の協力に関する協定」に基づいて行われたもの。当日は同組合から27人、藤沢水道営業所から12人が参加した。
参加者を前に同組合の相原厚志理事長は「災害が発生した場合に水道をはじめとするライフラインの早急な復旧が望まれる。地元の水道工事店が、日ごろから水道施設の状況を確実に把握することは大変重要」と語った。
参加者らは３班に分かれて、秋葉台運動公園を中心とした主要送配水管路を10Km以上に渡り歩いて点検した。今回のパトロールで特に異常は発見されなかったという。
同組合では大規模災害時に藤沢市や県企業庁企業局、藤沢水道営業所の指示で初動体制から全面復旧まで対応できる組織を構築するため、藤沢市総合防災訓練、市内に設置されている耐震性貯水槽の応急給水訓練などにも参加している。
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