インターネットのコミュニティサイト「藤沢市市民電子会議室」の利用者が集い、藤沢のまちづくりについて知識や交流を深める「ミートアップ藤沢」が2月14日、辻堂のFujisawaSST湘南T―SITE内の「スルガ銀行d―labo湘南」で開かれた。
同交流会は、市民活動推進連絡会が主催し、数年前に発足。ネットの世界だけでなく顔の見える交流を目的に開かれ、今回が10回目。これまで「白旗子ども豆まき」などのイベントも企画、実現させている。
この日は、「ネットサービスにふれあうくらし」をテーマに、民間企業や行政の4組が講演を行った。
最初に講演したSOY LINK藤沢実証取組委員会は、昔の近所づきあいを、ネットを利用し復活させようとする地域限定のコミュニティサイト「SOY LINK」の取り組みを解説。例として、個人の蔵書を貸し借りできれば、ネットワークが藤沢市の図書館になることや、店舗のタイムセールなど有益な情報も共有できるなど暮らしの利便性を話し、サイトの利用価値を説明した。
鵠沼藤が谷の酒本康雄さん(80)は「地域のつながりは、近ければ近いほどなくなっていると感じる。ネットを通じた取り組みは興味深い」と話し、藤沢在住の竹中翔子さん(30)は「ネットは世界中に広がるような大きいくくりのイメージだったが、地域限定という狭い範囲での利用方法を初めて知ることができて面白かった」と語った。
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