藤沢市の高校生20人が東日本大震災の被災地を訪問した「被災地でつながろう 考えよう サマープログラム」の活動報告会が9月27日、新堀ライブ館で開かれた。
これは、藤沢市と認定NPO法人藤沢市市民活動推進連絡会が、高校生の社会参加支援事業として初めて行ったもの。高校生は7月から準備を進め、8月17日から19日まで宮城県南三陸町と石巻市を訪れた。
報告会では、被災地での漁業ボランティア活動、地元の住民や高校生と交流した体験を発表。活動を通じて感じたこと、今後行いたいことなど、高校生の目線で語った。
藤嶺学園藤沢高校の大野発(ひらく)さん(2年)は「出会った方は悲しむ様子を見せず明るく積極的に生きていた。学んだことをSNSなどで発表していきたい」、慶應湘南藤沢高等部の植竹梨帆さん(2年)は「高校生の仲間たちと、小学生向けの防災計画を作り実施していきたい。『子どもたちの防災意識の高い街藤沢』が私たちが目指したい社会」と話していた。
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