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藤沢版 公開:2015年10月23日 エリアトップへ

鵠沼ボラセンささえ 10年間「ありがとう」の連続 11月7日 記念講演会

社会

公開:2015年10月23日

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事務局長の三宅さん(左)と中島さん。豊かな緑が広がる事務所前で
事務局長の三宅さん(左)と中島さん。豊かな緑が広がる事務所前で

 鵠沼地区の65歳以上や独居の人のニーズに合わせて、平均年齢70代の支援会員らが洗濯や掃除、買い物代行、話相手、病院付添いなどを行うボランティアセンター「ささえ」。

 2006年の開設から来年4月で満10周年を迎えるにあたって、11月7日(土)に記念講演会を開催する。特別養護老人ホームラポール藤沢の元施設長で、県介護支援専門員協会顧問の阿部充宏氏が「これからの高齢者の生き方、ボランティアとのかかわり」をテーマに講演を行う。鵠沼市民センターで午後2時から4時。定員200人、入場無料。

みんな平等

 ささえは、「この場を地域の福祉に活用してほしい」という相模女子大学の元教授・高木和男夫妻の意志が受け継がれ、市に無償譲渡された「高木ふれあい荘」に拠点が置かれている。その思いにふさわしく、この10年間「支援される側も、支援する側も、みんな平等」「おたがいさま」をモットーに活動を行ってきた。

 開設時に再三、話し合ったのが「利用料金」の設定だが、あくまでも「奉仕の精神」に基づき、サポートを利用する側も、支援者も、年会費は100円のみとした。どんな場合でも費用は受け取らず、全て無償で行う。また、利用者からの電話応対をはじめ、支援者の派遣、利用者の自宅でのルール、報告・記録作業など、運営方法が事細かく定められている。「それがけじめであり、心地良く活動ができる秘訣」とセンター長の中島知子さん(85)は語る。

 こうした「真心の支援」と「感謝される達成感」が好評を博し、今や、登録会員(利用者と支援者の重複含む)は560人を超える。

支援を1cmずつ広げ

 「頼まれたことを何でもやるのでなく、自立を支援するやり方を貫いてきた。初めから支援を充実させるのではなく、支援の幅や質、内容を1cmずつ広げていった。この10年、『ありがとう』と笑顔の連続だった」と中島センター長。また、開設メンバーの1人で事務局長を務める三宅良介さん(75)は、「楽しいから続けてこられた。だからといって、仲良しクラブにならないように配慮してきた。利用者の自立支援や、支援者の生きがいになるように、これからも思いがつながれば」と語る。

 記念講演や利用の問い合わせは、同所【電話】0466・36・6545(月・水・金の午前9時〜正午)へ。

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