藤沢小学校体育館を拠点に練習に励む「藤沢本町ミニバスケットボールスポーツ少年団」の男子チームが、神奈川県ミニバスケットボール秋季大会で準優勝に輝き、来年1月の関東大会出場を決めた。ベスト8が最高順位の藤沢勢としては快挙となる。
「ずば抜けたエースはいないが、それぞれの持ち味を生かした全員バスケで戦える」という同チームは、11月3日に横須賀で行われた準決勝戦で、横浜地区代表の川上北と対戦。今大会は、ポイントゲッターの1人である山田嘉脩くん(鵠南小6年)が怪我で出場できなかったこともあり、前半は16点と大差をつけられていた。しかし、あきらめない粘りのプレイと5年生の活躍によって挽回し、決勝の菊名戦へと駒を進めた。
頭ひとつ分大きい170cm代の選手が所属する菊名に対して、スピードで攻め込むものの、苦戦を強いられて準優勝に終わった。
長谷川正忠監督は、「最後まで頑張った子どもたちに感謝。関東では勝ち負けよりもマナーをしっかり守って、県代表として恥じないプレイを期待している」と選手たちを称えた。
怪我の功名
副キャプテンで5番の飯田悠生くん(鵠沼小6年)は、「自分が得点を取らなきゃという気持ちが強かった」とし、「嘉脩くんを関東に連れて行って、また一緒にプレイをしたい」というメンバーの思いが結実し、さらに絆が深まったという。
「関東では自分がみんなのために力を出し切りたい」と嘉脩くん、草深龍河(りゅうが)キャプテン(本町小6年)は、「チームがまとまって、いつも以上に良いゲームができた。パス回しが上手なチームや高身長のチームから学んだことを関東で生かしたい」と意気込んでいる。
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