市内で栽培されたみかんを使ったフレーバーティー作りが12月19日、遠藤の「関根果樹園」と日本茶製造・販売店「茶来未」で開催された。親子で食育や地産地消について、実践を通じて学んでもらおうと、市農業水産課が主催した。
晴天に恵まれた当日、参加した親子10組は、関根義通さん指導の下、たわわに実ったみかんを収穫。「藤沢で栽培していたとは知らなかったね」と話しながら、みかん狩りを楽しんだ。
その後、世界緑茶コンテストで最高金賞の茶師・佐々木健さんが、美味しい日本茶を煎れ方や急須の種類、優雅に見える持ち方などを解説。茶の煎れ方を実践した参加者からは、「1煎目は甘みを、2煎目はうまみを感じる」などの感想が上がっていた。製茶工場では、みかんの皮を洗浄して刻み、国内でも数台しかないという減圧乾燥機に掛けるまでの工程を体験。乾燥させたみかんの皮は、煎茶や深蒸し茶などと自由に組み合わせて、オリジナルのブレンド茶に仕上げた。
佐々木さんは「日本茶文化や藤沢産の農産物の魅力をもっと子どもたちに伝えていきたい」と話した。
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