テラスモール湘南(住商アーバン開発(株)運営)は、2015年度(15年4月1日〜16年3月31日)の売上高が約540億円(前年対比2・7%増)、来館者数は約2330万人(同0・8%増)だったことを発表した。3年連続で前年を上回る好調な結果となった。
圏央道開通も影響
来館者の7割は、藤沢市と茅ヶ崎市を中心とした半径10Km圏内のほか、鉄道沿線(小田原〜大船・鎌倉)から訪れている。また、昨年3月に圏央道が全面開通したことで、静岡県など他県からの流入も増加傾向にある。
シネコンが好調
業種別にみると、各フロアの両端にある大型の核店舗が年間を通じて好調に推移。売上前年対比4・5%増と全館の売上を牽引した。特に、湘南エリア最大規模となる10スクリーンを有するシネマコンプレックス「109シネマズ湘南」は、子育て層からシニア層まで幅広く取り込み、好調だった14年度をさらに大きく上回る売上と来店客数を記録した。
「ファッション」は0・6%増、インテリアや雑貨などの「ライフスタイル」と「食物販」は4・1%増、「レストラン・カフェ」は0・5%増、クリーニングやサロンなどの「サービス」は3・4%増と全業種が前年を上回った。
地域との共生
昨年12月には、屋外広場に常設ステージを新設し、地元アーティストのライブなどを開催してきた。5月下旬からは地域住民へのステージ貸出を予定。「地域の新たな文化発信や交流を生み出す場として貢献していく。湘南エリアナンバーワンの商業施設を目指して取り組む」としている。
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