藤沢合唱団(永山園子団長)の「35周年記念演奏会」が5月29日(日)、藤沢市民会館大ホールで行われる。
35年前、電電公社=現・NTT=の労働争議の中で生まれた合唱組曲「母さんの樹」を歌うために集まった市民で結成された藤沢合唱団。「うたごえは平和の力・生きる力・闘いと共に」をテーマに今日まで歌い続けてきた。当初10人前後だった団員も今では60代から90代まで45人。歌声喫茶や公民館などで仲間を募りながら大所帯に成長した。
唯一、発足当初から現在まで所属している櫻井正雄さん(72)は「こんなに大きくなり、こんなに続くとは思わなかった」と目を細め、「これからは世代交代をして継続していける団体にしたい」と話す。
演奏会の第1部では同合唱団が「青葉の歌」や「希望のうた」「憲法九条五月晴れ」などのほか、35周年記念創作曲”湘南の風に乗って”より「私の町」「静かな空を返せ」などを演奏。2部では、「スズキ・メソード湘南センター弦楽団」をゲストに迎え、今回の演奏会のために結成した約80人の記念合唱団が「上を向いて歩こう」や「群青」などを披露する。
午後1時30分開演。チケットは1000円、高校生以下は無料。全席自由。
申し込み・問い合わせは深澤さん【携帯電話】090・5568・4823、永山さん【電話】0466・33・2248へ。
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