湘南エリアのコミュニティFMラジオとして、災害時の緊急放送の担い手にもなっているレディオ湘南(周波数83・1MHz)。
4月に開局20周年年を迎え、6月には代表取締役社長に小澤一成氏(49)が就任。今後の取り組みを聞いた。
藤沢青年会議所(JC)が同社設立の礎を築いたことから、JC理事長の経験もある小澤さんは2009年に専務に就任。今年4月には宮城県石巻市からのゲストや元プリンセス・プリンセスのメンバー2人を招いて盛大に開催した20周年イベントでは実行委員長も務めた。今回、その手腕や実績も認められての社長就任となった。「この20年間、局を支えてくれた人が大変多く、責任の重さを感じている。しかし、恩返しのためにも地元の防災ラジオとして、さらに災害時に役立つ情報や人と人とのつながりを大切にする放送局を目指したい」と襟を正す。
東京五輪見据え
2020年の東京五輪まであと4年。ラジオを通じて地域と交流を図り、街を盛り上げていきたい考えだ。「セーリング会場となる湘南の海でのイベントの企画や、地域に出張し、公開収録も増やしていきたい」。
その言葉どおり、10月29日(土)には、同社が実行委員会となって辻堂海浜公園で20周年記念「ダンスフェス」を開催する。湘南で活躍するダンスチームによるステージや、フリーマーケットのイベントを繰り広げ、湘南を盛り立てていく。
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