公益社団法人藤沢市医師会(鈴木紳一郎会長)が主催する「第11回藤沢の医療を考える集い」が11月29日(火)、藤沢市民会館小ホールで開かれる。今年は「子どもからはじめよう!認知症予防!!」を主題に、地元の医師らが幅広い年代に向け、健康で長生きするためのアドバイスをする。同医師会の関本健人副会長に話を聞いた。
―「藤沢の医療を考える集い」は、今年で11回目になります。
当時の藤沢市医師会会長だった岩渕博先生の発案で、医師から市民の方々へ最新情報を発信し、健康管理に役立ててもらい、共に医療について考えていくことを目的に始まりました。これまで、在宅医療やがん予防、災害医療などの様々なテーマを市民の方々と一緒に考えています。
―今年は認知症予防がテーマですか。
認知症予防は関心の高い話題ですね。今回は子どもからシニアまで幅広い年代での認知症予防がメインテーマになります。認知症はもちろん糖尿病や成人病の多くは、日ごろの食事が予防につながります。また将来を担う子どもたちが健康に育つよう「食育」についても考えます。当日は小児科医と管理栄養士、精神科医の3人が専門家の立場から、身体に良い食生活や生活習慣などをアドバイスします。
最近よく耳にする「フレイル」についても、専門家で東京大学の飯島勝矢教授が講演をします。「フレイル」という言葉を「まだ知らない」「よく理解できていない」という方はぜひ足を運んでください。とても役に立つ、面白い講演になると思います。
―医師会の取り組みについて教えて下さい。
藤沢市内の医師らで構成されている藤沢市医師会は、団塊の世代が75歳になる2025年に向けて、さまざまな問題に対応できるように取り組んでいます。
市民の方々が健康で長生きするには、どうすればいいのか。行政や関係団体、市民の方々と共に考えながら、藤沢が「健康寿命日本一」となるように、さらに邁進していきます。
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