湘南台中学校で11月17日、「命の授業」と題した企画が開かれ、2年生約200人が参加した。
この取り組みは若年世代の自殺やいじめなどが社会問題となる中、命の大切さを考えるきっかけになればと同校PTAが企画運営したもの。当日は全国600校以上で「命の授業」を行う「環境経営学会」理事の若尾久さんが講師として招かれた。授業は「生まれて初めて出会った人は誰」や「人との出会いとは」など、若尾さんから生徒へ質問を投げかける形式で進行。若尾さんは「出会いは優しさや思いやり、人を許すことなど、たくさんのものを交換し合うこと。だから誰一人として生きる価値のない人なんていない」と訴えた。
また、生徒たちの幼少時代の写真と合わせた保護者からのビデオメッセージも放映。骨肉腫で13歳の若さで亡くなった女子中学生が命の大切さを綴ったメッセージの朗読も行われた。
生徒たちからは「13歳であの境遇をよく受け止めることができたなと感動した」などの感想が聞かれた。
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