地元住民が国へ請願し、土地や建設資金などを持ち寄って建てられた辻堂駅の開設100周年記念行事が11月26日と27日、駅周辺で盛大に開かれた。
26日には開設時に尽力した住民の子孫や藤沢と茅ヶ崎の行政関係者、記念事業に携わってきた実行委員らが明治市民センターに集まり、式典を行った。
27日には駅北口と南口でパレードを実施。実行委員を先頭にウクレレマーチングバンドや藤沢市消防音楽隊らが参加した。南口では人形山車や太鼓山車、神輿の渡御もあり、駅前ロータリーに集結。威勢のいいお囃子の競演で祝賀ムードを盛り上げた。
テラスモール湘南や神台公園に設けられたステージでは、フラダンスや太鼓演奏、忍者ショーなどが両日披露され、神台公園では飲食ブースが賑わった。
また、同実行委員会は記念事業の一環として、作詞家の故・林古渓が辻堂海岸を謡ったとされる童謡「浜辺の歌」を駅発車メロディにするために署名活動を実施し、JR東日本横浜支社に掛け合ってきた。同社はこうした住民の思いを受け「浜辺の歌」を発車メロディとして、12月1日の始発から運用を開始した。
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