上の句が詠まれると我先にと札に手を伸ばす参加者たち
「五色百人一首湘南大会」が１月21日、湘南白百合学園小学校体育館で開かれた。日本の伝統文化に触れることで子どもたちの豊かな感性を育もうと、教員有志で構成するＴＯＳＳ五色百人一首協会神奈川県支部が主催しているもので、湘南大会は５回目。地元の企業や店舗も協賛している。
大会は学年別に午前と午後に分かれて行われ、今年は幼稚園児から中学２年生まで、昨年の２・５倍となる約２５０人が参加。熱い札の争奪戦を繰り広げた。
五色百人一首は小倉百人一種を20首ずつ５色に色分けしたもので、国語や学級活動の時間に取り入れる学校が多い。昨年、競技かるたにかける青春を描いた映画『ちはやふる』がヒットしたことで取り組む学校が急増。今大会の参加者増につながったと主催者はみる。
色別大会は湘南、相模原、大和、川崎、小田原、全色大会は横浜で行われ、多くの児童が複数会場にエントリーして腕を磨いている。
湘南大会の結果は以下の通り（敬称略）。▽低学年の部【１位】小岩遼生（川崎・東柿生小）【２位】西山理紗（鎌倉・小坂小）【３位】福島古都美（同）、馬淵映実（藤沢・亀井野小）▽高学年の部【１位】持田優香（横浜・勝田小）【２位】斎悠（横浜・駒岡小）【３位】荘司紗良（同）、高崎愛未（藤沢・鵠南小）
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