(公社)藤沢市医師会(鈴木紳一郎会長)がこのほど、市民向けの広報誌「けんこうふじさわ」を創刊した。同会の活動を多くの市民に知ってもらうことを目的に、約5000部発行。医療機関や市民センターなどで配布している。
創刊号では、記念特集として鈴木会長と飯塚健児、赤見恵司、関本健人各副会長による座談会を掲載。日ごろ行っている医師会の活動内容や、災害時の対応、市民向けの公開講座などを5ページにわたり細かく紹介している。また、同会が運営する湘南看護専門学校の紹介も収録されている。
活動を可視化
編集を担当した平本誠理事によると、これまで会員向けの広報誌はあったが、一般の人々に向けて医師会をアピールするものはなかったという。
平本理事は「医師会というと、敷居が高いとのイメージを持った方も多く活動も一般の方は知らないことが多い」と現状の課題を話し、「広報誌を通じて、見えない活動を可視化することで、より身近に感じてもらえるようにしたい」と意気込んでいる。
次号の発行は未定だが、同会の活動報告と共に、超高齢社会での地域医療やかかりつけ医の役割など、市民に身近な情報も掲載していくという。
同会は市内の開業医で構成されている組織で1947年に設立。休日夜間急病診療所の運営をはじめ、健康診断や予防接種、学校医や保育園医の派遣などを行っている。
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