全国の大学馬術部に所属する学生たちが一堂に会し、日ごろの練習の成果を披露する「六会ホースショー2017」が1月21日、日本大学馬術部六会馬場で開催された。
大学入学時から馬術を始めた学生が対象の同大会。まだ経験が少ない学生が馬術を楽しみながら、競技に関するルールやマナーを学び、他大学の部員との交流の輪を広げてもらおうと、同部が主催し、今年で19回目になる。同大によると、今回は約30団体から約120人が参加し、出場者数は過去最多に上った。
この日は演技の美しさを競う「馬場馬術」をはじめ、六会馬場下にある山坂を使用したクロスカントリーの障害物競走「TREC競技」、人馬一体で柵を越える「障害飛越競技」など4種目を実施。同大からはTREC競技で大野葵さん(4年)が3位入賞を果たしたほか、馬場馬術で仲本渓香さん(2年)が7位に入るなどの活躍を見せた。
経験を積む場を
日大によると、競技はすべて貸与馬に騎乗して行う。そのため、選手は限られた時間内で馬の性格や癖を把握することが求められるという。同大は「非常に難易度が高い競技で、改めて馬術の奥深さを知る貴重な経験になる」と話す。
同部の諸岡慶監督は「競技に勝つことだけでなく、学生馬術全体の活性化を目指している。これからも皆が楽しんで競技ができる環境を整えたい」と語った。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
郡の中心から商業の街へ「長後」5月3日 |
|
|
|
<PR>