辻堂青少年会館の発明クラブに所属する石井鴻平君(羽鳥小3年)と永井昭郎君(本町小5年)が製作した作品が、2016年度の「第75回神奈川県青少年創意くふう展覧会」で優良賞に輝いた。
この展覧会は県と県発明協会が小中学生の「発明品」を対象に毎年開いているもの。今年度は138校から213点が出品され、特別賞に14点、優良賞に30点が選ばれた。市内からは石井君と永井君が受賞した。
2人は「高齢者や障害者にもっと便利なゴミ箱を」という思いから、ラジコンカーを使い、位置を自由に動かすことのできるゴミ箱を出品。思いやりの心を形にしたと、審査員から高く評価された。
ラジコンカーの上に直接ゴミ箱を取り付けた石井君は「形が複雑な車体の上にゴミ箱を安定させるのが想像していた以上に難しかった。選ばれたときは嬉しくて恥ずかしくて、信じられなかった」と話した。
永井君は紙粘土で作ったクワガタの型をラジコンカーの上にかぶせ、クワガタ型と元のラジコンカーの2種類を楽しめるようひと工夫。そのラジコンカーが車輪付きのゴミ箱をけん引する作品を手掛けた。「ラジコンとゴミ箱を繋ぐのに苦労した」と話した。
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