藤沢乗馬クラブに所属する杉山春恵さん(36)が、10月5日から愛媛県で行われていた第72回国民体育大会(えひめ国体)の成年女子馬場馬術、同自由演技馬場馬術の2部門で準優勝に輝いた。
馬場馬術は、歩き方やステップなどの演技の正確さや美しさを競う競技。演技の内容がすべて決められている規定演技と、音楽をつけて行う自由演技がある。馬の脚の動きや馬との息が合っているかなどが採点のポイントとなる。
大会初日、馬の口に取り付ける「ハミ」がうまく合わず、馬が反抗するという事態に見舞われた。しかし、全国の強豪14人で争われた決勝では杉山さんは、パートナーになって5年ほど経つ愛馬エドワードエクリュと息の合った好演技を披露した。規定演技では、大きなミスはなく、流れるようなステップや乗馬が高い評価を受け、68・394点を獲得。自由演技では、1位とわずか0・725点差の71・725点だった。「ミスが1つ出てしまった」と悔しさを滲ませる。
杉山さんは、親や兄弟の影響で小学3年生から馬術を始めた。今まで国体には10回ほど出場している。
杉山さんは「優勝できそうな試合展開だったので、2位でも悔しい試合となった。自由演技では曲にうまく合わせられなかった。この経験を次の試合に生かせるよう練習に励み、優勝を狙いたい」と意気込んだ。
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