藤沢市消防局は1月5日、昨年元日から12月31日までに市内で発生した火災件数を発表した。
同局によると、火災は前年比3件減の83件。火災による死者数は1人で、2016年より6人減少した。負傷者数も、15人だった前年より6人少ない9人となっている。
また、火災による損害額は1億2838万円に上った16年より大幅に減少し、約4000万円になる見込み。額の大幅減について、同局は「16年は全焼が8件だったのに比べ、昨年は2件だった。焼失部分が少なかったのが要因」としている。
出火原因の内訳をみると、最多は「放火(疑いを含む)」の22件、次いで「たばこ」11件、「こんろ」7件と続く。また近年は「電気機器」「配線器具」からの火災が増加傾向にあるといい、同局は「昔と比べ、家庭で使用される電気機器の数が増加していることが背景ではないか。使用には充分注意してほしい」と話している。
防火対策として、同局予防課は、「寝たばこは絶対やめる」「ストーブは燃えやすいものから離す」「寝具、衣類、カーテンからの火災を防ぐため、防炎品を使用する」「隣近所の協力体制をつくる」「住宅用火災警報器の設置」などを呼び掛けている。
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|